テラヘルツ波による透過撮影方法

テラヘルツ波というのは100GHz~10THzの周波数を持つ電磁波のことですが、最近、このテラヘルツ波でX線写真のような透過撮影ができるようになったみたいです。この技術は、パイオニアとロームが開発した技術のようですが、多少とも被爆するX線とは違い、テラヘルツ派は電波と光の両方の特徴を兼ね備えた電磁波であるため、人体への影響がなく安全とされています。

ちなみに、被爆量の目安は以下のとうりです。

  • 歯医者のX線撮影:0.01ミリシーベルト程度
  • 胸部X線撮影:0.06ミリシーベルト程度
  • 胃透視検査:3ミリシーベルト
  • CTスキャン:30ミリシーベルト
  • 原発作業員の上限:50ミリシーベルト/年
  • 致死量:4,000~10,000ミリシーベルト

MRIの場合は電磁波なので被爆はしませんが、今回のテラヘルツ波についても電磁波であるため、人体への影響がないとされており、この点で有用な技術と期待がされているわけです。

ちなみに、過去の東海村JCO臨界事故で、作業員の方の被ばく量は16,000~20,000ミリシーベルトといわれており、数か月後には亡くなられてます。

テラヘルツ波は、空港での手荷物検査などに利用されることが期待されていますが、医療にも活用される日がくれば、安心して医療検査を受けることができるかもしれません。今後、期待されている技術です。